心エコー図専門医を取得しました

新年が明けました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

昨年末頃から再び新型コロナウイルス感染が多くなってきており（第10波？）、また一時落ち着き始めたインフルエンザウイルス感染も増えてきています。

外出の際にはマスク装着をお勧めします。

さて、私が昨年10月に受験した心エコー図学会専門医試験の通知が年末に届き、結果は合格でした。

受かった手応えがあまりなかったので、年の瀬にほっとした次第です。

これでようやく、循環器医師として心臓のエコー（超音波）検査を専門にしているという、形のある根拠ができました。

10年程前に、自治医科大学附属病院循環器内科に入局し、様々な手技に触れましたが、思えば最初から心エコー図検査が「性に合っている」という感覚がありました。

キレイな画像、病態を示す説得力のある画像がうまく撮れると、思わず嬉しくなってしまうのは、その頃も今も変わりません。

その後、原田　顕治先生、小形　幸代に師事し、原田先生には特に経食道心エコー図検査の手ほどきを受け、弁膜症などの理解が格段に深まりました。

毎日心エコー図検査を行い、画像を編集し、その解釈についてディスカッションするといった日々を送っていました。

自分でやりがいを感じられる手技をひたすら研鑽する期間は、思い返しても医師として幸福であり、また現在の自分の基盤にもなっています。

今後も心エコー図検査の知識をアップデートし、患者様の診療に役立てたいと思います。

脇内科クリニック　　　　　脇　広昂